日本人は、とかく頑張りすぎる傾向にある。
頑張ることは悪くないが、頑張りすぎると弊害が目立ってくる。
頑張りすぎると、いつの間にか中心軸がズレてしまうのである。
頑張れば頑張るほど何かを得るかもしれないが、反対に一番大切なものを失うことになる。
例えば、良き妻、良き母、良き娘、良き社員、良き友人、良き隣人、などと全てに優等生を演じようと思っても、なかなかそうはいかない。
必ずどこかにしわ寄せが行く。
どこにしわ寄せが行くかというと、大抵周囲に対する愛の実践がおろそかになる。
愛の実践がおろそかになるにつれ、周囲との摩擦が大きくなり、往々にして悲劇が生まれる。
大概 「みんなのためを思って頑張ってきたのに、どうしてこんなことになってしまったのだろう」 と嘆くことになる。
頑張りすぎは、実は欲張った選択をしたということなのである。
欲張った選択の結果、周囲に対する愛の実践がおろそかになり、悲劇が生まれたのである。
だが、悲劇になる前に、こうした道理に気づける方は、残念ながら極めて少ない。
人間は、愛を実践するために、この地球にやってきた。
だが、少しでも油断すると、愛の実践がおろそかになる。
愛の実践がおろそかになると、様々なトラブルに巻き込まれる。
何とも皮肉なことだが、これが地球の現実である。
そうしたトラブルに巻き込まれたくなかったら、「何か」ではなく、常に「愛を」選択することを心掛けることである。
そうすると、状況は好転し始める。
よろしかったら、試して頂きたい。
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