「得よう得よう」とすると、いつまで経っても満足しないという経験ありませんか?
渇望感にドライブされるとロクなことがないものです。
たとえば、恋愛。
つきあっている間、何度も何度も「私のこと愛してる?」と聞く方がいらっしゃいますが、最初のうちはいいとしても、そのうちにうっとおしく感じてきませんか。少なくとも私はそう思ってしまいます。「何度同じことを言わせるのだろうか。。。」「心のこもらない言葉を吐くことになるのは嫌なんですが。。。」と。
自分に自信がなかったり、相手がわりとモテる人なので離れていってしまうのではないかという不安から、相手の気持ちを度々確かめたくなるのだと思いますが、はっきり言って逆効果であることは間違いありません。
家事などもそうですね。
「やってもらって当然」という状態に陥ると、まず間違いなく諍いがおきます。よほど役割分担が明確なカップルであれば別ですが、共働きでメイドさんがいない場合などは100%に近い確率で戦争になりますね。
ええ。私も経験者です 笑
やはり、人間、謙虚に過ごさなければならないということだと思います。
私は高校生の時にアルバイトを始めて以来、毎月の募金を欠かしたことがなく、人にもオススメさせていただいておりますが、それは日頃傲慢になりがちな自分を諌めるためでもあります。
人様に何かを与えていただけることはありがたいことだと。自分が今そのような状況にあるのは、多くの人の努力に支えられてこそである。そう感じるために募金をさせていただいております。
実際はクレジットカードでの引き落としですので、カードの明細書を見たり、寄付先から送られてくる会報誌を読んだりしながら、しみじみとそれを味わうのです。
また、お店のレジ脇の募金箱にコインを入れるときには、なるべく祈りを添えるようにしております。店員さんの見ている前で手を合わせたりはしませんが 笑
なぜ、こんなことを書いているかというと、慈善自慢でもなんでもなく、何でも欲しがる人は、是非人にも与える事を生活のなかで増やすことを意識してみては如何かと思うからです。
与えてみると、人は返って謙虚になるものです。
「得よう得よう」とすればするほど不安は増大し、「与えよう与えよう」とすればするほど安寧に包まれる。
響くところがあった方は、ぜひお試しくださいませ。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪