• お知らせ
  • 人材開発・組織開発
  • 哲学・思索・処世・随想
  • 心身修養
  • 時事検分 / 推論
旦那の部屋

日日是愉悦

旦那の部屋
  • お知らせ
  • 人材開発・組織開発
  • 哲学・思索・処世・随想
  • 心身修養
  • 時事検分 / 推論
  • 哲学・思索・処世・随想

核心までのラストワンマイル

  • 2013年9月7日
  • 356 views
Total
0
Shares
0
0
0
0

人に主体的に動いてもらうときに大切なことのひとつに、「答えを自分で出してもらう」ということがあります。

人と人がコミュニケーションを取るとき、他愛もない話などは別として、問う側と答える側が必ず生じます。

この時、コミュニケーションの質を決めるのは問う側、すなわち、話の聞き手です。

たとえば、コーチであれば、クライアントから答えを引き出すのが仕事ですが、質問を投げかける過程で、クライアントが抱えている問題の原因を本人よりも早く察知するケースが少なくありません。(思い込みや決め付けといったよくあるバグを取り除いている前提で。)

経験を積めば積むほど、非言語の情報をキャッチするようになります。武道で言うところの「先の先」を取る感覚で、クライアントが話そうとしていることが事前に分かるようになってきます。

そうなってくると、多くの人が、言いたくなってしまうんですね。自分がキャッチした情報をこれ見よがしに。「俺すげー」アピールがしたいのでしょうか? それはプロとしてはどうかなと思います。

言わないことがどれだけ大切か。クライアントを本当に信じているのなら、自分で答えを出す力があるのですから、コーチが答えを渡す必要はないというか、むしろ、失礼にあたるのではないでしょうか。

どんなにクライアントが答えの周辺をぐるぐる回り続けようとも、クライアントの発するサボタージュ的な言葉に騙されず、核心に至ることを信じて待つ。

それが基本だと思います。

あとほんのちょっとなのにというところで、時には根比べのようになることもあるかもしれませんが、そんな時ほどコーチの力量が試されているのだと思って、じっと堪える。最後の一歩を自分で踏み出してもらうこと。

思い込みや信じ込みは一切を排除すべきですが、クライアントを信じることは、最初に決めたらそれを不動の軸として、一切ぶらさないことが大切です。

なぜなら、人は自分で出した答えは本当にきちんと機能しますが、人からもらった答えは使いこなすことができないのが常だからです。

納得感が全然違うのです。

人からもらった答えで自分のスイッチを完全にオンにできるとしたら、それは洗脳だと思います。

組織内でも同様ですね。

部下に動いてもらうためには、方向性に対する部下の腹落ち感が非常に重要です。

そのためには、上司が組織の方針にコミットしていること。そして、部下との間に信頼関係が築けていること。

信頼関係を築くためには、部下に納得して動いてもらって、成果を上げさせること。

そういうプラスのフィードバックループを回していくためには、やはり、上司が部下のちからを信じて、自ら答えを出すのを待つことがポイントになると思います。

基本的には上司の側はどうすれば最適なのかは分かっているわけですから、どうしてもそっちの方向に部下を操作しようとしてしまうんですけどね。今が切迫した状況でなく、修正が後からできる余地があるなら、ひとまず出した答えが間違っていてもいいと思うんです。

その意味では、上司の側の心の余裕が問われているのかもしれませんね。

いつでも相手を相手以上に信じてじっと話を聴くこと。最後の答えは必ず相手に出させること。それが余裕を持ってできるだけの自己修養を積むこと。このあたりがコミュニケーションの質を高めるコツなのだと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪

Total
0
Shares
0
0
0
0
ハマの旦那

経営コンサル・業務改善・システム開発PMとして20年以上、企業の問題を解きほぐしてきた結果、行き着いた答えはシンプルだった。「なんだ結局、全部、人の問題か」。 以来、東洋思想と人間観察を武器に、人材・組織の領域で暗躍中。合氣道で培った「相手を見る目」が、気づけば本業になっていた。茶を点て、武を錬り、ついでに人も観る。

Previous Article
  • 心身修養

プロダクトアウトな人々

  • 2013年9月6日
View Post
Next Article
  • 心身修養

自分探しはしなくていい

  • 2013年9月8日
View Post
You May Also Like
View Post
  • 哲学・思索・処世・随想
  • 日本文化

桜インターネット 〜世の中にたえてネットのなかりせば〜

  • ハマの旦那
  • 2026年3月21日
View Post
  • 人材開発・組織開発
  • 哲学・思索・処世・随想

「日本型はたらかないオジサン」と「未来のブルシット・ジョブ」

  • ハマの旦那
  • 2026年3月15日
View Post
  • 哲学・思索・処世・随想
  • 日本文化

あしたのジョーと茶道の美学

  • ハマの旦那
  • 2026年2月23日
View Post
  • 哲学・思索・処世・随想

人生の価値

  • ハマの旦那
  • 2025年8月16日
View Post
  • 哲学・思索・処世・随想

結局、人格

  • ハマの旦那
  • 2025年7月30日
View Post
  • 哲学・思索・処世・随想

「人は何のために生きるのか?」へのシンプルな回答

  • ハマの旦那
  • 2025年2月1日
View Post
  • 哲学・思索・処世・随想
  • 日本文化

日本人よ、和服を着ろ

  • ハマの旦那
  • 2023年12月14日
View Post
  • 人材開発・組織開発
  • 哲学・思索・処世・随想

2がつく歳は人生の節目

  • ハマの旦那
  • 2023年10月3日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

Categories
  • 時事検分 / 推論 (15)
  • 易:田中恵祥先生 (33)
  • 真空波動研究所 (126)
  • 人材開発・組織開発 (4)
  • 哲学・思索・処世・随想 (252)
  • 心身修養 (87)
  • 日本文化 (3)
  • お知らせ (2)
Featured Posts
  • 1
    桜インターネット 〜世の中にたえてネットのなかりせば〜
    • 2026年3月21日
    • 59 views
  • 2
    「日本型はたらかないオジサン」と「未来のブルシット・ジョブ」
    • 2026年3月15日
    • 65 views
  • 3
    あしたのジョーと茶道の美学
    • 2026年2月23日
    • 99 views
  • 4
    人生の価値
    • 2025年8月16日
    • 216 views
  • 5
    結局、人格
    • 2025年7月30日
    • 243 views
Author
ハマの旦那
東洋思想と人間観察を武器に、人材・組織の領域で暗躍中。合氣道で培った「相手を見る目」が、気づけば本業になっていた。茶を点て、武を錬り、ついでに人も観る。
〜 欲と苦楽は穢土の華 〜

Input your search keywords and press Enter.