前略 みなさま
今年の夏至前後には、何らかの動きがあるのかなと思っていましたが、実際にあったのは人類を代表するスピリットたちのアセンションだけで、今回もまた人類の目に見えるような形での大きな動きはありませんでした。
こうした経緯を踏まえて、現執行部の最新の腹の内を探ってみたいと思います。
2001年7月と10月の大天使メタトロン公開チャネリングでは、2001年6月に人類の集合意識が、様々な艱難辛苦を体験する過程で自らの意識をクリアーにしていくという決断をしたため、三年後には天変地異、彗星の衝突、核戦争のいずれかによって、人類の三分の一が淘汰されている可能性が高いということでしたが、三年経った今、人口は減るどころか逆に増えているのが現状です。
翌2002年1月、同じく大天使メタトロンの個人セッションの際、2002年6月までには混乱がスタートしているだろうということでしたが、何も起こりませんでした。
そして、2002年11月、大天使カフィエルとのコンタクトが始まり、2003年には核戦争の可能性が高まるので、これこれしかじかのことをやって欲しいと頼まれ、一般の方への啓蒙や、その他にもあれやこれやと自分にできる限りのことはやりましたが、実際にはイラク戦争以外に目立ったことは起こりませんでした。
また、昨年の後半からは、NESARAをやるということだったので、遅くともこの夏ぐらいまでにはやるのかなと思っていましたが、これまでの色んな状況を総合的に判断すると、少なくともこの夏まではハナからやる気などなかったようです。
まあ、一旦そういったことが始まってしまうと、それこそ阿鼻叫喚の世界になる可能性が高いわけであり、そうならなくて良かったのですが、それにしても、一体全体何がどうなっているのかということを、ずっと怪訝に思っていたわけです。
そして、最近になってようやく点と点が繋がるようになり、何となく彼らのは腹の内が読めるようになってきましたので、今日はそうしたことに関してお話してみます。
結論から先に申し上げると、2001年6月に人類の集合意識が決断をした時点で、(はっきり言ってしまえば、人類が白旗を挙げたということです)現執行部は人類の意志を尊重し、1年後の2002年6月頃を目途に、速やかに一旦幕を降ろすべきだったのですが、現執行部サイドのミスリードが原因で、人類に追試を受けさせなければならない事情があり、加えて仕懸かり中であったNESARA関連のシナリオを全うしたかったがため、幕を降ろすことが出来なかったということなのです。
それでは、何故人類に追試を受けさせなければならなかったのかと言うと、四次元のアヌンナキや五次元のアーンチャラなどの複数の次元にまたがる巨大な闇の勢力を改心させるのに手間取り、当初の予定が大幅に遅れて1990年代半ばまでかかってしまったため、その結果、彼らの下部組織である地球の影の世界政府の支配体制を切り崩すのに後手を引いてしまい、これが原因で人類の覚醒が遅々として進まず、アセンションの予定者が当初の計画より大きく下回った、という裏の事情があったのです。
簡単に言うと、地球を影から操ってきた高次の存在たちの影響力を排除するのが遅れたため、人類がそのとばっちりを受け、貧乏くじを引いた格好になったから、その分何らかの救済措置をとる必要があったということです。
また、何故現執行部がNESARA関連のシナリオにこだわったのかと言うと、地球での采配が難しかったため、これまでにこれといった実績を残すことが出来なかったからです。
何か記念碑となるようなものをやりたかった、ということです。
そして、追試の期間中に大規模な災厄を引き起こしてしまうと、人類の大半が最後の審判の時であるということに気づいてしまい、追試が追試でなくなってしまうので、追試をやっているということをカモフラージュするため、あらゆるチャンネルを使って災厄の情報をコンスタントに流しながら、人類の穏やかな目覚めを促す一方、911テロやイラク戦争などのNESARA関連のシナリオを展開する過程で、影の世界政府の悪事を表面化させ、あわよくば彼らを改心させるか、もしくは排除する計画だったのです。
また、そうしたことが可能になった背景には、ピラミッドの稼動や人類の意識の向上などにより、何とか2003年の危機を乗り越えることが出来たということがあったのです。
特にピラミッドの稼動は、そうした危機を乗り越えるための強力な援護射撃となり、その効果は絶大でした。
もう少し詳しく言うと、フォトンが「再生」を司るエネルギーであるのに対して、ピラミッドから流れ出るエンソフは、宇宙の根源そのものから到来する「新生」のエネルギーであり、その威力は比較にならないほど強力なのですが、心やさしき人々の祈りのエネルギーと、エンソフのエネルギーが合体して相乗効果を生み、丁度この時期高まりつつあった様々な危機を先送りする大きな原動力になったということです。
以上で、大体の感じがおわかりになったかと思いますが、もう一度まとめると、911テロから始まってイラク戦争、その後の影の世界政府への圧力、そして最後にはNESARAの発表とファーストコンタクトで締めくくるという現執行部が描いたシナリオは、彼らがこれまで断片的に開示してきた種々の説明とは裏腹に、本質的にはアセンションの予定者を増やすための追試のシナリオであり、あわせて何とかして最後ぐらいは有終の美で飾りたいという彼らの強い意向を反映したものだったということです。
そして、そうしたシナリオの顛末が今現在どうなっているのかというと、追試という点においては、昨年中に予定者数をほぼクリアーし、当初の目標どうりにうまく事が運んだものの、有終の美という点に関しては、影の世界政府が頑強に抵抗を続けていて未だ土俵を割っていないため、現執行部としてはこの点が不本意であり、NESARAやファーストコンタクトで最後の区切りを入れるのを躊躇している、というのが現状です。
それから、NESARAそのものに関して追加説明しておくと、最近色んなところを手直ししたようですが、いくら手直ししても、肝腎要の政策が依然として中途半端なままであり、ディスクロージャー以外にこれといってみるべきものがないのが実態です。
そもそも、これから五次元に移行しようかという時に、何故お金や銀行などの資本主義の枠組みを温存する必要があるのか、ということです。
また、人類の深いレベルでの覚醒という観点から考えた場合、与えた方がよいのか、それとも取上げた方がよいのか、といったこともあります。
この他にもNESARAには不可解な点が沢山ありますが、そういった理由から、多分引っ掛けであろう、と以前から申し上げてきたわけです。
がしかし、現執行部が後手ばかり引いてきた罪滅ぼしと、ここ最近人類の意識がかなり向上したことなどにより、過剰介入することに決めた可能性もゼロではありませんから、断定的なことは言えませんが、依然として怪しいムードが漂っているのは確かです。
それから、現執行部の最新の腹の内ですが、先ほども申し上げたとうり、追試の件は昨年中にほぼ片付いてしまったため、あとはどう有終の美を飾るか、わかりやすく言えば、どう影の世界政府を追い込んで演出効果を高めるか、に焦点を絞っているものと思われます。
具体的には、様々な手段を使って反ブッシュの機運を盛り上げ、ブッシュ再選を阻止する流れを作る一方、もう一方ではブッシュ陣営を徹底的に追い込むことによって新たなる大規模テロを起こさせ、そうした混乱の中で、カウンターパンチのようにNESARAを発表し、劇的な幕切れを狙っているような気がします。
がしかし、これまでの度重なる不手際から言って、案外ブッシュさんが再選されてしまう可能性も否定できず、果たして彼らの思惑どうりに事が運ぶのか、次の焦点は11月の米大統領選前後になるでしょう。
また、もし仮にケリーさんが新大統領になっても、同じ穴のムジナですから大勢に影響はなく、影の世界政府の支配は当分続くことになります。
最後に、延長戦が続いていることに対する私の考えをもう一度申し上げておくと、時期が来たなら単純・明快に、清清・粛粛と区切りを入れるべきだし、原理原則から言っても、人類の集合意識が決断したことを尊重すべきだということです。
また、一部の悪党を血祭りに挙げても、何ほどのことがあるのか、甚だ疑問ですし、2001年6月に人類が白旗を揚げてから早三年が経過し、この間、本来は味わわなくてもよい苦しみを味わっておられる方が大勢いらっしゃることも問題です。
色々書き出すとキリがないのでこれ位にしておきますが、要は小泉改革と同じで、20年前にやらなければならなかったことを、今さらあわててやっても、色んなところに無理があるということです。
現執行部の心情もわからなくはありませんが、形というか、見てくれというか、そういったものにこだわり過ぎているような感じを受けます。
多分、誰かさんに似て欲張りなのでしょう・・・・・。
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