Life isn’t about finding yourself. Life is about creating yourself.
/ George Bernard Shaw
(人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。)
19世紀には既に自分探しに悩んでいる人がいたのかと思うと、昨今の自己啓発的な自分探しブームは根が深いというかなんというか、今や人類にとって普遍的なテーマになりつつあるのかもしれませんね。
Life isn’t about finding yourself.
この部分は共感できるのですが、
Life is about creating yourself.
この部分はどうなんでしょうね。
英語の語法を理解していないだけだとしたら恥ずかしいのですが、自ら創り出すと考えると、結局自分探しと変わらないのではないかと思ってしまいます。
結果として創り出されるものとでも言った方が、私としてはしっくりきます。人生が意図した通りに進むことなんて、殆どないわけですし、それじゃつまらないですよね。ジョブズのConnecting dotsのように意図せぬままに進んでいくからこそ意味があるというか。
世の中で自分探しをしている人のパターン4つ
(1)自分に自信がない
(2)やりたいことが見つからない
(3)人間が嫌い
(4)自分のことしか考えてない
(1)に関して言うと、何をやっても中途半端で、じっくりと1つの事に腰を据えることができなかったり、何かしらそれなりの腕前を持っていることがあるのに、自分でそれを認められず、自己研鑚と自慰行為の境界線をうろうろしたりしてしまうといった人が多いように思います。
(2)はですね、(1)とも関係するのですが、人生にやる気を失っているケースが多いのではないでしょうか。色々やってはみるものの、何事につけ実はやる気がないので、さほど楽しさを感じられなくて、「これではない」と思ってやめてしまう。そんな感じです。
(3)が一番ディープそうに観えて、一番軽いかも。これをはっきり表明できるような人はむしろ救いがあるし、自分は人間が嫌いだと明確に認識している人ほど、実は簡単にひっくり返るものです。好きも嫌いも対して変わりませんからね(笑) 上か下か右か左かと言っているのと同じようなものです。
(4)がね、ホント、ハードです。。。他人や世界に興味がないんですよね。根本的に。だから、外側からのアプローチが殆ど効果がない。時を待つしかないタイプ。
なんだかんだいって、自分のことにかまけているヒマがあったら、人様のために生きた方が、結果として自分の価値を見出して、自分自身を正しく認識することにもつながると思うんですけどね。お釈迦様も言っていたように、無自性なわけですから、他者との関わりのなかでしか、自らを認識すること自体が不可能なわけです。
ということで、自己啓発なんてしてないで、さっさと善行に励みませう。(という自戒でしたw)
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪